柴犬さん家の猫軍団

愛猫達と柴犬さん(旦那)の徒然日記、そして時々は趣味日記、多分。

初めの一歩を

初めまして、【柴犬さん家の猫軍団】の書き手、まめぞうもちです。
早いもので柴犬さんと所帯を持ち、何だかんだで31年目を迎える事が出来ました。

 

右も左も分からず19歳で嫁ぎ、姑との同居で蓄積して行く不安やストレス。
そんな私を助けてくれたのは勿論、柴犬さんもそうですが1匹の猫との出会いが大きかったと思います。
彼女の名前は「マサタカ」赤トラの雌猫でした。
赤トラと言ってもカフェオレ色に近い色で、とても美人さん。

 

ヤンチャで人間が大好きだった彼女。
猫派の家族の中で育った柴犬さんでさえ驚く程に、彼女は人間に懐き愛情を注いでくれました。
彼女の生前、一緒に過ごしていた猫は他に姉妹猫の「ケイ」(ある日、雄猫の後を追い家出/行方不明)そして、友人宅よりやって来たサバトラの女の子「ユキヲ

 

家族にとって深く心の支えだった「マサタカ」
彼女が老いて肺を患いこの世を去った時、家族全員が抱えた心の傷は相当のものでした。

ペットロス…この言葉を知っていても、その状況がまさか自分たちに降り掛かるなど思いもしておりませんでした。

 

獣医の元で肺に溜まった水を抜く為に全身麻酔を掛け、そのまま不帰の客となってしまった彼女。
眠る様に静かに横たわる彼女の身体はまだ温かく、翌朝まで柴犬さんと私はその身体を撫で話し掛けていました。火葬されるその時まで、彼女の身体に硬直らしきモノは感じられませんでした。

 

小さな骨を収めた骨壺を抱き帰路の途に就き巡るのは後悔の念。
彼女の為にもっと何か出来たのではないか、もっと愛情を注げば良かったと。
そして…ポッカリと開いてしまった心の穴。
家族中が同じ様に抱えてしまいました。

 

もう二度と…生き物を、ペットを飼う事は出来ない。
そう思い過ごして来ました。
ずっと、ずっと……


それから数年後、2008年6月。
とある友人の友達と言う伝手より子猫の里親の話が入りました。
その様な話が今までにも有りましたが、断っていたのですけれど。

 

今でもハッキリ覚えています。
夜中に近いその時刻、友人が彼女の友達より送られてきた添付写真を私へと転送してくれたのです。
その写真を見た時、不思議な事にその子猫の瞳に釘付けになりました。
真っ白なフワフワの身体にブルーの瞳。
私は居てもたっても居られず、ほぼ就寝していた柴犬さんの携帯へその写真を転送しました。
するとすぐ確認してくれた彼の口を吐いた言葉は、「可愛いねー、欲しいね」と寝惚けた声。
友人にはほぼ即答だったと思います。
翌週の土日には、子猫達を迎えに埼玉県秩父長瀞まで車を走らせたのですから。

 

―――8年後、子猫達は立派な親父年齢に到達しました。
2014年、新たに仲間入りした若造くんとも仲良く元気に暮らしています。
このblogはそんな出会いを経て我が家の一員として過ごす猫達と柴犬さん、そして私(まめぞうもち)の日々を綴ろうと思います。

 

無理をせずマイペースに、写真は他の方々の様に一眼レフ等を使い凝っている訳でもなく。
スマホ、若しくは家にあるデジカメの画像。解像度は良くないです。
よって写真blogとも異なりますが、猫達と趣味などの事を自分なりに書いて行けたらと思っています。

 

拙い文面では有りますが、宜しくお願い致します。